ぼんじょるの、しーまんです!
右手親指の脱臼&靱帯断裂をして、早いもので1か月半ほど経過しました。
いつも指のことを心配してくださる皆様に、ものすごく励まされています。本当にありがとうございます!
これまでの怪我の経緯を知りたい方は、こちらからご覧ください!
現在、診察をすることはほとんどなく、リハビリに日々通う生活を送っています。
リハビリって大変なんでしょ?
話に聞くと辛くてやめちゃう人とかいるって聞くし、痛いって話も聞くし・・・。
それに「リハビリに通ってもあまり良くならなかった」って話も聞いたことあるし・・・。
こんな疑問を持ってる方って多くいると思います。
ぶっちゃけ私もそうでした。
YouTubeのコメントなどでも『かなり大変だと思います』なんて言葉をいただいていたので、これからがつらいつらいリハビリの始まりなんだな・・と不安でいっぱいに。
ですが、いざリハビリに通ってみると全然辛くないんです(笑)
むしろ楽しい!
今回の記事も、私の備忘録も兼ねて書いていこうと思いますが、これからリハビリに通う方や不安に思っている方の参考になれば嬉しく思います。
リハビリ施設のある病院に転院
実はまだギプスが取れていないうちから、私のリハビリは始まりました。
先生
ギプスはあと2週間してほしいんだけど、とりあえずリハビリに通ってもらいます。うちの病院ではリハビリはできないので、紹介状を書くね。
ということで、新たな病院でリハビリを受けることになったのですが、どの病院でもいいってわけじゃないらしい。
リハビリと言っても色々あるらしく
- 理学療法士の手で行う
- 電気を使って行う
- 温熱療法
などなど。
今回私のリハビリで重要視されたのが、理学療法士の手で行うリハビリを受けるということでした。
家の近くにはたくさんの整形外科があります。
しかしリハビリ施設を探してもらうと、理学療法士が1対1でしっかりとリハビリをしてくれる病院はたった2つしか見つかりませんでした。
そして、私は転院をすることになります。
リハビリがはじまる
ついにリハビリが始まりました。
通うのは週2回。
リハビリをスタートさせた私の指ですが
- かなり腫れている
- 痛みが強い
- しびれがある
- 動かせない
ざっくり言うとこんな状態です。
こんな状態からリハビリを始めるなんて、怖い・・
この時は正直こんな気持ちでいました。
ですが、初めてのリハビリを終えた直後から意識が変わります。
初めてのリハビリは「ただの気持ちいいマッサージ」
とにかくリハビリってのは
- 怖い
- 痛い
- ツライ
- しんどい
- 行きたくない
というネガティブ要素満載の場所だと思っていた私ですが、いざ始めてみると拍子抜け。
結論から先に言ってしまうと
ただの気持ちいいマッサージでした。
よろしくお願いしまぁ~す!
え?指なんだ!
そんなところケガする人めずらしぃ~アハハwww
なんだこのノリは!
なんなんだここは・・
めちゃくちゃリハビリを恐れていた私は完全に拍子抜けです(笑)
リハビリのやり方
さて、私のリハビリですが
仰向けに寝て→指を理学療法士に差しだす
という方式で行われます。
このときの私の親指は、ほとんど動いていません。
手術をしたために癒着が起きている
ギプス固定により関節が拘縮している
この「癒着と拘縮」によって、動かなくなっているようです。
なので、まずはこの親指を動くようにします。(これを「可動域訓練」と言うそうです)
それじゃぁちょっと動かしていくよ~
こんなところケガするの珍しいよねぇーアハハハ!
てか指をマッサージするって地味wwwアハハハ!
と言いながら、私の親指のマッサージが始まります。
ぶっちゃけ不安で怖くて心配だった私には、このくらいのテンションがめちゃくちゃありがたかった(笑)
理学療法士の先生とのおしゃべりで、痛みや不安を完全に忘れていましたから。
ちなみに
本当にただの気持ちいいマッサージ(笑)
マッサージ屋さんに行って『てのひらマッサージ』を受けてるみたいな感覚です。
肩こりがヒドイときにマッサージをすると痛いけど気持ちいいですよね。それの親指バージョンと言ったところ。
施術は約40分。
マッサージをしてもらいながら思ったことは
40分もマッサージしてもらって「てもみん」だったら4000円くらいするよなぁ・・・。
保険が効くマッサージとか最高じゃんw
そんなことを思えるほど、リハビリに対して抱いていたネガティブな気持ちは一切なくなりました。
リハビリの効果
40分のリハビリを終えると、あろうことか親指が少し動くようになっていました。
1ミリも自力で動かせなかった親指が、ちょっとだけ動くんです!
さらに、ひどい痛みが嘘のように軽減されていました。
リハビリってなんなん・・・
すごい・・すごすぎる!
初めてのリハビリで学んだこと。それは
動かさなければ動かなくなる
痛みを取りたければ動かす
ということでした。
安静にしていなきゃ・・痛いから動かしちゃダメだ・・
とずっと思っていたことが見事に裏切られます。
リハビリって楽しい
できないことができるようになるって、人間にとってものすごい喜びです。
全く動かなかった親指が、日を追うごとにどんどん動くようになるのは、喜び以外ありません。
なのでもう、リハビリが楽しくて楽しくて(笑)
家でも欠かさず1時間は自分でリハビリをしています。
私には
ライダーに復帰する
という目標があります。
この目標があるということだけで、楽しくリハビリができているのは本当にありがたいことだなぁと感じます。
リハビリでこれだけ変わりました
ここから先、ちょっと閲覧注意です。
初めてのリハビリから1か月でどれだけ動くようになったかをお伝えしようと思うのですが、きっとそのような内容が苦手な方もいらっしゃいますよね?
もし苦手な方はここで退出をしていただいた方が良いかもしれません。
また、初日のリハビリはギプスも取れていないため
親指の腫れ
手術の傷
右手の垢
がヒドイ状態です。
手術やギプスをするとどれだけ拘縮してしまうのか、またリハビリの効果を知りたいという方はぜひご覧いただければと思います。
【リハビリ初日】
【リハビリ1か月後】
約1か月でここまで良くなりました。
もう右手でお箸も持てますし、文字も書けます。
日常生活においては、ほぼ支障なく生活できる状態です。
できないことも多い
それでもまだ、できないこともたくさんあります。
- 洗濯ばさみつまむ
- ハサミを使う
- スマホを右手だけで操作する
このような作業はまだまだできません。
ですが、おかげさまで
- ブレーキを握る
- スロットルを回す
といった動作に関しては、全く痛みはありません。
ただし、長期固定のギプスで筋力が低下し握力が戻ってきていないため、バイクに乗るにはあと少し時間がかかりそうです。
ただ、痛みが全くなかったというのは私にとってはとてもポジティブ!!
『バイクを起こしてブレーキを握る』などのリハビリはどんどん始めています。
まとめ|リハビリは最高に楽しいよ
今回は私のリハビリ記録として記事を書いてみました。
ツラいと思っていたリハビリですが、行ってみると拍子抜け!
気持ちいいマッサージ
楽しいおしゃべり
動くようになる指
痛みの軽減
と、私にとってはいいことしかありませんでした(笑)
1ミリも動かなかった私の親指も、かなり動くようになりリハビリの大切さを改めて感じています。
リハビリを始める前に本を読んだ
順調に回復していると感じる私の怪我ですが、リハビリを始める前日に1冊の本を読んだことがプラスになっているのかもしれません。
この【リハビリがうまくいく人いかない人】は、どのような思考でリハビリに挑んだらよいのかを、様々な視点から分析している本です。
この本を読んでからリハビリを行うことで、思考の整理もできましたし焦りも緩和されました。
そして、すでに3回読んでいます(笑)
リハビリをしていると、ときに「あれ?なんか昨日より悪くなってるかも」という日があったりするんですよね。そして落ち込んだり焦ったりしてしまうものです。
そんなときに読み返すと、前向きに取り組むことができるようになります。
もし、いまリハビリがツラいなぁと感じている方がいるならば、おすすめの一冊です!
Kindle Unlimited(初回30日間無料)で、読み放題で読めますよ。
それでは今回はこの辺で終わります。
いつも指のことを心配してくださる皆様に、ものすごく励まされています。本当にありがとうございます!
またYouTubeやブログで近況報告をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。