強風の日はバイクに乗ってはいけない。

どうも、しーまんです。

春になりつつある今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか？

春ってぽかぽか暖かい日がある一方、
強風ビービーの日が多いのも特徴ですよね。（花粉症のみなさまは大丈夫？）

俗にいう「春一番」的なやつもあるし。

さて、先日のことですが
ワタクシ恐怖体験をしてきました。

強風吹き荒れる日にツーリングに行ってしまったことが原因です。

そんなわけで今回の記事では

強風の日はバイクに乗ってはいけない

というタイトルで恐怖を煽ろうとたくらんでいます。（強風なだけにね、キョウフｗ）

とりあえずね、
強風の日にバイクには乗っちゃだめ！(笑)

この記事では備忘録も兼ねて、私の強風恐怖体験を綴つづっていこうと思います。

お時間のある方はぜひお付き合いくださいませ。

動画もあります

強風恐怖体験をした日のVlogをもあります。
映像で見たい方はぜひこちらをご覧ください！

風はバイクの天敵だ！油断してはならない。

バイクの面白さって、暑さや寒さだけじゃなく匂いや空気を感じながら走れるところ。そういうところに魅力を感じる人も少なくないのではないでしょうか？

直に肌で五感を感じることができるというバイクの素晴らしさは、バイクに乗らないとわからない感覚かもしれません。

ただ、直に肌で感じるからこそ危険なこともあって。

例えば夏の異常な暑さや太陽のジリジリ感は熱中症を引き起こすことに。はたまたゲリラ雷雨や台風ともなると命の危険を感じてくる。

だからみんな真夏や台風が来た時にはバイクには乗らないんだけれど、意外と危険なのに忘れているのが「風」。そして私は今回改めて「風」の危険に気づかされることになったのです。

天気予報はちゃんと見るべし

さて、先日台風かのような低気圧が日本列島にやってきたの覚えているでしょうか？
ただ「台風のような」であって台風ではない。

これが私がバイクに乗った日の天気。
晴れ、記載はないけど降水確率０％

一見絶好のバイク日和に見えるけれど、
この日の天気図はこんな感じ。

等圧線の間隔せっま！！

そして天気図も見てなければテレビのお天気コーナーも見ていない、天気予報はYahoo天気の天気マークをチェックしただけという私は「今日は絶好のツーリング日和」だと思い、意気揚々とツーリングに出かけます。

目的地は「千葉県」(笑)

ただ、ちゃんと天気予報を確認したとしてもだ。「強風」の恐ろしさを知らなければ誰だってツーリングに出かけてしまうと思うんです。

だってやっと休めた休日が「富士山くっきりいい天気」なんだもん。

だけどとりあえず言っておく。
晴れたからって風がないとは限らない！

強風が予報されていたら絶対にバイクに乗ってはいけない！！！

バイクで強風にさらされるとどうなるのか？

この日、家を出たのが８時ちょっと前。その時はちょっと強いけどソヨソヨと風が吹いてる程度だったと記憶しています。

私は普段木更津方面にツーリングへ出かけるときには、横浜青葉ＩＣから横浜北西線～横浜北線を通り「横羽線」もしくは「湾岸線」を使っています。

多少時間がかかったとしても、山手トンネルやごちゃごちゃした都心の首都高を使うより心穏やかに運転できるというのが理由です。

さて横浜北西線～横浜北線はなが～いトンネル。

外で大荒れに荒れた風が吹いてるとは知らない私は
のんきに渋滞にはまっていました(笑)

そして長い長いトンネルを出ると、そこは生麦JCT。
なんとそこは高さ34メートル以上にもなる超高架橋脚！

それまでずっとトンネルでのなかで無風状態にいた私は、いきなりの突風にさらされます。

しーまん

今までに体感したことのないような突風が一気に襲ってきました。しかもバイクに乗っているなかでのこれほどの突風は初めてで、一気にパニックに陥ってしまいました。

そのころ地上では約１0メートルの風が吹いていたようで。
私がいたのはそこから約３０メートルも上。

計り知れない突風が吹き荒れていたのはご想像の通りです。（高速道路に表示されていた風速は１５メートルほどだったと記憶しています）

さて。ここで私は渋滞にハマるのですが、
風速１５メートルで高速の渋滞にはまるとどうなるのか？

突風でバイクを抑えていられなくなる
風に邪魔されて前進ができない
高速道路のためバイクから降りることができない

つまり詰みます(笑)

前に進むこともできなければ、バイクを止めて安全を確保することもできないのです。

しーまん

やばい…どうしよう…無理だ。
バイクを降りたい。
とにかく高速を降りたい。

と思うのですが高速は大渋滞。
とにかく死に物狂いで耐えるしかありません。

というか、運に身を任せてバイクにまたがってるという感覚に近い。

いつバランスを崩して転んでしまってもおかしくないし、いつか自分が吹き飛んでしまうかもしれない。もう、どうにもこうにもにっちもさっちもいかない状況になる。

ちなみにこの日大渋滞してた理由が二つあって、

ひとつは早朝に起きた横羽線の事故。
もうひとつはなんと強風が理由だったらしい。

そりゃそうだ。３０メートルの高架橋で大突風が吹き荒れているんだから、バイクだけでなく大型のトラックだって死に物狂い。よろよろと走るしかないんだから大渋滞となる。

何度も何度も立ちごけしそうになりながら、ようやく大黒PAにたどり着きました。

普段なら家から45分ほどで到着するはずの大黒PA。
この日はなんと２時間もかかっちまった。

勝手に車線変更

渋滞に並んでるときが一番恐ろしかったんだけれども、「じゃあ走行していれば大丈夫！」というものでもないのです。

あまりの強風の中で運転していると、直進しているはずなのに勝手に車線変更してしまうのではないか？と思うほどにバイクが横に押されます。

運よくその時は前後左右誰も走っていなかったのでなんとか事なきを得ることができましたが、混雑してる道路だったら車にぶつかってしまう危険だってあるし、混んでなくても縁石にぶつかって最悪転倒してしまうことだってあるはずです。

どんなに急ぎの用事があったとしても台風だったらバイク乗らないよね？なら、強風の日だって晴れてても乗っちゃだめなのですよ。今回の事で反省しつつしっかり学びました。

まとめ｜強風の日はバイクに乗ってはいけない

今回は自分の体験談をもとに

強風の日はバイクに乗ってはいけない

ということを存分に語らせていただきました。

いくら急ぎの用事があれど、いくらツーリング日和だったとしても、強風の日にバイクに乗るのは本当に危険です。

今回身をもって体験しました。
私はもう強風の日にバイクには乗らないと誓います。

運に身を任せて走ることになるほど、バイクにかかってくる風圧はえげつないです。

命より大切なものなんてありません。
強風の日は自宅でのんびり茶でもすすりましょうね。

ちなみにこの日のアクアラインの風速は23メートルだったらしい。