ぼんじょるの、しーまんです。
遠くの地へツーリングに行きたいけど、まとまったお休みはなかなか取れないんだよね…
というような社畜さん、
日本には多くいらっしゃるのではないでしょうか。
また
飼い猫が心配だから長旅はあきらめてるよ・・
と言う方もいるかもしれません。
今回の記事では、そんなロンツー難民の救世主
バイク輸送サービス「BAS」
について書いていこうと思います。
実際に四国~九州へロングツーリングをするにあたり、BASを利用してきました!実際に利用してみた感想や利用方法など書いていきます。
このような方には参考になるかな?と思います。
とくに飛行機のマイルを持っている方なら、さらに安く行くことができるのでバイク輸送はとてもおすすめです。
参考にならないけれど、動画もどうぞ
BAS(デポ)内は原則撮影禁止のため動画をUPすることはできませんが、藤沢デポへバイクを入庫しに行った日のVlogはありますので、よろしければご覧ください。
バイク輸送サービス「BAS」とは?
BAS(株式会社ビーエーエス)は、二輪輸送を専門に事業を展開している会社です。二輪輸送に特化した専用のトラックで、全国各地へバイクを輸送するサービスを行っています。
主に
- ヤフオクなどの個人売買取引
- 引っ越しに伴うバイク輸送
- 遠方ツーリング
などで利用され、なんと年間輸送実績は27万台もあるそう!
全国各地、様々な拠点間(デポ、2りんかん、ライコランド等)に運んでくれるだけでなく、ドアtoドアにも対応しているため、目的に合わせて利用することができるとても便利なサービスです。
保険に加入しているため安心
大切なバイクを輸送するなんて、ちょっと怖いわ・・
と思う方も多いと思いますが、BASでは万一の事故に備えて
- 輸送保険
- 自動車管理者賠償責任保険
に加入しています。
輸送中や保管中の事故にたいしてしっかり保障体制が整備されているので、安心して預けることができますよね。
親切、丁寧なコールセンター
ひとりひとりの輸送プランに合わせた提案をしてくれるコールセンターが完備されています。
1度質問などで電話をすれば、情報が共有されるため、2回目からはスムーズなやり取りができるのも嬉しい点です。
詳しくはBASの公式サイトからご覧下さい。
BASを使って実際にバイクを輸送した
ここからは、実際に私が利用したサービスや値段などを感想を話しつつ書いていこうと思います。
詳細はこんな感じ。
■バイク
ドゥカティモンスター821
■輸送場所
藤沢デポ~高知デポ
輸送方法と場所を決める
今回利用したのは、格安・スピーディーに輸送ができる「デポtoデポ」というサービスです。
デポと言う物流拠点間(運送会社の倉庫など)の輸送となるため、自分でデポへバイクを入庫・引き取りに行かなければいけないというデメリットがあります。(デポ一覧)
ただし、格安で速く運ぶことができるというメリットがあるため、今回は 「デポtoデポ」 を選択することにしました。
交通手段からデポを選ぶのもアリ
私が選んだのは「藤沢デポ~高知デポ」への輸送です。
このデポを選んだ理由は、アクセスの良さ。
このアクセス良さに重点を置きました。
というのも、デポは不便な場所にあることが多く「バイクを入庫したのはいいけど駅までめちゃくちゃ遠い」ということがザラだからです。
藤沢デポは、小田急線の湘南台駅
高知デポは、とさでんの宝永町駅
どちらもアクセスはわりと良い方でした。
また、今回は飛行機を利用して四国まで行くため、飛行機の時間や空港からのアクセスの良さなども踏まえ高知デポを選択。
このように、交通手段からデポを決めるのもアリかなと思います。
輸送日数を調べる
今回はツーリングという目的があるため、決まった日までにバイクを輸送してもらわなければいけません。
ということでコールセンターに電話をして聞いてみることに。
コールセンターでは、以下の内容を聞かれます。
- バイクの車種名
- 排気量
- 輸送の目的
- バイクを入庫する場所
- バイクを引き取る場所
なのであらかじめ調べておくなど、準備をしてから電話をすることをおすすめします。
ちなみに、藤沢デポ~高知デポの輸送日数は3週間。
え!?3週間もかかるの?まじか!
と思いましたが、それもそのはず。
私のバイク1台を運ぶのではなく、たくさんのバイクが集まり次第(または、トランジットをするなどして)トラックが出発することになるので、それだけの日数がかかるというわけです。
〇月〇日までに入庫してくれれば、△日までにお届けできますよ。
という明確な日にちまで教えてもらえるので、あとはその日までに入庫すればOK。
見積もり~予約
簡単な見積もりは、BASのサイトから簡単にできます。
ちなみに、藤沢デポ→高知デポの見積もりはこんな感じ。
モンスター821は820ccなので、27,280円。
これ、本当に格安なのだそうで
自営で運送業をされている方が驚いておられました。
ちなみに、実際の予約はコールセンターへ電話をして行いましたが、金額は簡単見積もりと相違なし。実際の金額も27,280円でした。
支払い
支払い方法はデポによって違いがあります。
- クレジットカード払い
- 銀行振込
- 現地支払い
などに対応していますが、今回利用した藤沢デポは銀行振込のみだったので、ちょっと不便だったかも。
振込が完了すると、デポへ入庫メールが届きます。
あとは指定された日にちまでに入庫すればOKです。
藤沢デポへ入庫
バイクが3週間も手元からなくなる…というさみしさから、指定されたギリギリの日に持ち込むことにしました。
今回利用したのは藤沢デポ。
場所はここです。
日本梱包運輸倉庫(株)という会社が委託しています。
バイクを引き渡すと、今までバイクについていた傷やへこみなどを事細かにチェックされます。
きっと輸送が終わった後にイチャモンを付ける人が多くいらっしゃるのでしょう…。かなりの時間を要して、今のバイクの状態をチェックされました。
ちなみにカギは、自分で持って行ってもOKだしバイクと一緒に輸送することも可能。
鍵を忘れる方が一定数いらっしゃるので、気を付けてください!
なんて言われたもんだから、私は鍵も一緒に輸送していただくことにしました(笑)
高知デポで受け取り
3週間かかるということでしたが、到着したのは18日後。
3週間はかかっていないけれど、指定の日より遅れて入庫していたら、もしかしたら到着してないかも?と思わざるを得ない日数です。
無事に高知県へバイクが到着したことをお知らせいたします。受け取りの際は免許証を見せてくださいね!
というお電話がかかってきました。
今回利用した高知デポの場所はここ。
土佐倉庫(株)という会社が委託しています。
入庫の際にもらった引き換えの紙はとくに使用せず。
免許証だけで受け取りが完了しました。
面倒な手間なども一切かからなかったので、かなりスムーズに受け取ることができたのはポイントが高い!
かかった時間も5分くらいだった記憶です。
シートバッグを付けたりする時間が申し訳なかった
今回の旅では、事前にヤマト運輸でシートバッグやバイクウエアを送っていたため、シートバッグはデポで取り付けをすることに。
わりと長い間、場所を使わせてもらって申し訳なかったという思いでいっぱいです。
家からジャケットやブーツを着ていけば良かったのですが、仕事終わりに直接空港へ向かったためそこまで気が回らなかったのは反省です。
BASを利用した感想
今回実際にBASを利用してバイクを輸送しましたが、やはり時間を有効に使う手段としてはかなり良かったと感じています。
飛行機で行けば1時間半でバイクに乗れる
東京から四国までは飛行機で1時間半。たった1時間半で、そして自分のバイクで四国をツーリングできるというのはとても魅力的でした。
金額や時間を比較してみるとこんな感じ。
【自走】
16,740円+ガソリン代
ノンストップで9時間半
【東九オーシャンフェリー】
13,390円(2等)+11,800円(バイク代)
18時間
【飛行機】
BAS輸送費 27,280円+飛行機代
1時間半
飛行機のマイルがあれば飛行機代もかからないので、結果的に自走やフェリーと同じくらいの料金で行けたかな?と思います。マイルがないとちょっと高い…(笑)
自走は、体力的にも精神的にも時間的にもできそうにありません。
BASやフェリーを利用するほうが事故率も下がるので、個人的には今後もBASやフェリーを上手く使ってツーリングに行きたいと思います。
サンライズのような寝台特急や深夜バスを使っていくのも楽しそうです(笑)
3週間も手元にバイクがないのはちょっと…
時短でツーリングに行けるのはかなり良かったのですが、やはり3週間も手元にバイクがないのは辛かったです(笑)
個人的にデメリットを上げるならこれかな?と。
あと1日時間があるのであれば
フェリーを利用するほうが良いと感じました。
また外車でなければ、東九オーシャンフェリーのバイクパレット便輸送がかなりお得です。
https://www.otf.jp/mixed_cargo/
外車は対象外なのがツラい(笑)
まとめ|BASを使ってバイクを輸送すれば弾丸ツーリングも可能
今回実際にBASを使って四国と九州へ弾丸ツーリングをしてきました。
この時期になかなか長期で仕事が休めず(でも秋だし旅に出たいし←)2泊3日という短い時間で旅に出ることになりましたが、BASを利用することで結果的に弾丸ツーリングへ行くことができました!
たった2泊3日(そのうち1日は帰りのフェリー)でも四国も九州も行くことができたのは、正直BASがあったからです。
このように、なかなか長期で休めない方や家を空けられない方でも、BASやマイルなどを使えば弾丸ツーリングは可能!
これからもあきらめずに色々な場所へ出かけたい!と、今回の旅でつくづく感じることができました。
ということで、今回はこの辺で終わりです。
最後までご覧いただきありがとうございました!ちゃお~