バイクに付けるだけ!ワンタッチで360度撮影、4K撮影、ドラレコ撮影ができるヤバいアクションカメラが ついに登場してしまったぞ。
2022年9月。大人気アクションカメラ「Insta360」より、最新モデル「Insta360 X3」が発売されました。
今まで使ってきた「Insta360 ONE RS」とは形状もボタンも全く違うので、ちょっとびっくり。このような縦型のアクションカメラを使うのは初めてだったので、ものすごく新鮮です。
「Insta360 ONE RS」については下記でレビューしているので、ぜひ併せてご覧ください。
ということで、今回もInsta360さんから「Insta360 X3」をご提供いただいたのでご紹介していこうと思います。
実は発売の前に一足早く使わせていただいていたのですが、ブログにするなら使い込んでからのほうがより良い点悪い点が書けるかな?と思ったので、遅ればせながら記事を書くことに。
Insta360 X3をレビューしつつ1か月使ってみた感想なども書いていこうと思いますので、これから360度カメラを購入したいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
公式サイトはこちらから!
https://www.insta360.com/sal/x3?insrc=INRZZXA
画質や音質のチェックは、ぜひ動画で!
「Insta360 X3」の画質や音質のチェックは動画でどうぞ。
「Insta360 X3」ってどんなカメラ?
こちらがInsta360 X3。以前ご紹介したInsta360 ONE RSとは、全く違うデザインの縦型仕様。360度撮影はもちろんのこと4K撮影にも対応した次世代アクションカメラです。
バイクで使用している方は、このXシリーズを使用されている方が多いかな?という印象がありますが、使ってみて「なるほど…そういうことか!これはバイクで使うには最高だわ」と、私も一瞬でトリコになってしまいました(笑)
レンズを変えることなく360度も4Kも撮影できる
以前ご紹介したInsta360 ONE RSは
- 360レンズ
- 4Kレンズ
- 1インチセンサーレンズ
と、レンズを交換して使用するアクションカメラでしたが、今回ご紹介するInsta360 X3はなんとレンズ交換は必要なし。
ポチポチとタッチパネルを操作するだけで、レンズの切り替えが可能となっています。(1インチセンサーのレンズには対応していない)
バイクに乗ってるときって、レンズを交換するひと手間が結構大変なんだよね。
レンズ交換不要で360度や4Kに切り替えられるなんて、かなり好印象です!
「Insta360 X3」どんな撮影ができる?
Insta360 X3の撮影バリエーションはこんな感じ。
- 5.7K 360度撮影(fpsは30)
- 4Kシングルレンズ撮影(fpsは30)
- 8K360度タイムラプス動画
- ミーモード(4k 60fps)
- ループ録画(ドラレコ)
360度撮影はもちろんのこと、1人称視点の4K撮影や8K360度で撮影できるタイムラプス機能も搭載されています!
下記のような360度を生かした編集も可能。
ただフレームレートが低いのがちょっと気になるところ。
残念ながら60fpsの採用はされなかったみたいです。
60fpsや120fpsを多用する私としては
30fpsというカクカクな状態がどうも苦手。
以前も書きましたが、GoProで撮影したものとInsta360で撮影したものをつなげると、明らかにInsta360のカクカクさが目立ってしまうんですよね。
ミーモードはVlogに最適
ミーモードとは、見えない自撮り棒を使用した自撮り動画を、4K/60fpsで撮影する新しい機能です。いやぁぁ、60fpsの採用めちゃ嬉しい!
主に自撮りをするときに使う機能で、自分を追跡して(画角内に捉えて)撮影してくれます。これ、しゃべりながらVlogする方にはかなりおすすめ!
自撮り棒をぶんぶん振り回しても
ちゃんと追跡してくれたのには驚きました(笑)
一眼レフでVlogを撮影すると、レンズが狭角なこともあってか 自分が映っていないこともよくあるんですよね(笑) 背景ボケなどのこだわりがないのであれば、ミーモードを使用するのはかなり良いかもしれません。
ループ録画機能でドラレコにもなる
録画のインターバル(X3では、1、3、5、10、15、20、25、30分)を決め、それに応じた時間がループで録画されます。
例えば…ループ録画時間(インターバル)を5分に設定して30分間撮影すると、保存されるのは録画を停止する前の5-6分間のみとなります。
まぁ、事故があったときに録画を停止する余裕があるか?という疑問があるので事故のときに使えるかはわかりませんが
- あおり運転の車に遭遇した
- 当て逃げされた
なんてときにはかなり使えるドラレコです!
私もツーリングの時以外はカメラを付けずに走っているので、なにかあったときに不安だなぁ・・・とずっと思っていました。今後は撮影する予定がなくてもループ録画だけは撮影しようかな?と思っています。
「Insta360 X3」1か月使ってみた感想
Insta360 X3を実際に1か月ほど使用してみたので、個人的に良かった点や悪かった点を挙げながら感想を述べたりしてみようと思います。
2.29インチの大型タッチスクリーンがすごい
アクションカメラのタッチスクリーンってどうもこうも操作がしにくい…。そして言いたくなるアレ。
字が小さくて読めなぁぁぁぁぁい!!!!
Insta360 X3のタッチスクリーンは、なんと2.29インというチ大型仕様。そして強化ガラスを採用しているというからもう本当にありがとう(笑)
このタッチスクリーン、今まで使用してきた数々のアクションカメラの中でも最高に使いやすいです!
大きいから押しやすいだけじゃなく。
めちゃくちゃサクサク動く!
私のような不器用な人は、正直従来のタッチスクリーンは上手く操作できないんです。イライラしちゃうの(笑) 2,29インチ大型タッチスクリーンは、マジで最高だと声を大にして言いたい(笑)
ちなみにグローブをしたまま操作してみたところ、できてしまった!なんという便利さ。ライダーはグローブを脱がなくてもアクションカメラを操作できる時代がやってきたようです(笑)
専用ケースが優れもの
GoProと違って保護ケースが必ずついてくるのがInsta360の良いところの1つなのですが、今回も保護ケースがついてきました。
ONE RSの時はレンズを保護するものでしたが
X3は全体を覆うようなケース付き。
ケースに入れたまま充電ができるので
かなり使い勝手が良いです。
マイクアダプターをつけたままケースをかぶせることもできるのも、個人的には最高に嬉しい!(これでなくす心配がありません笑)
マウントがしやすい
従来のアクションカメラ(Insta360 ONE RSやGoPro)はネジで止めて各所にマウントをするのが一般的でした。ですが、Insta360 X3はネジを使用してマウントする必要がありません。
ネジがないだけでこんなにも楽なのかと…(笑)
ネジを回す手間が省けることで
撮影のハードルもぐっと下がります。
個人的にはネジの有り無しで、ONE RSよりX3のほうが好きかもしれません。もちろん画質の良さやタッチパネルの使いやすさなどもありますが、個人的にネジの有り無しはかなり大きなポイントになっています。
ネジを使うという固定概念
アクションカメラにおいて
ネジを使うというのは当たり前だ。
という変な固定概念があったのか?なかったのか?…。Insta360 X3をネジで止めていた私です。(←アホすぎる)
ここだけの話…。X3を発売前の先行で使わせていただいたので、張り切ってビーナスラインへ撮影に出かけたんですが…X3をすべてネジで止めていたため 撮れた動画はこんな感じに…。
全部ネジが映ってる!!!
もうショックでショックで…(笑)
後日、X3のレビューは道志みちに撮り直しに行きました(←実はあの動画は撮り直しだったという裏話をしてみました。)
画質はよくなったけど…
Insta360 X3は、ONE RSとセンサーサイズは変わらず1/2センサーサイズです。ですが、画質はとてもきれいになっている気がします。
同じ場所で撮影した画像ではないのですが…X3のほうがきれいに撮影できているかなー?と。ただ、まだまだGoProのような高画質…とまではいかないようで、個人的にはGoPro並みの高画質で撮影できるようになるとめちゃくちゃ嬉しい(笑)
とはいえ 以前も書きましたが、Insta360の優れた点は360度が撮影出来て1人称視点での4K撮影もできるという点!
そこまでの高画質を求めていないのであれば
Insta360 X3さえあればモトブログは可能です。
とはいえ、やはり個人的に気になるのはフレームレート。30fpsはやっぱり「ん-」となってしまいます。360度撮影出来て、60fpsが実現できたら…と未来に期待です(笑)
殿様(ヘルメット)マウントには向かない
ONE RSの時にしょっちゅう使ってる「殿様マウント」。
X3ではちょっと不向きです。
高さがある分、風の抵抗をもろに受けるため
ヘルメットが上下左右に揺さぶられ引っ張られます。
これが結構危ない。
殿様マウントをするときはONE RSのほうが
安心してできそうです(見た目も目立たないしw)
まとめ|機能満載で高画質!「Insta360 X3」はモトブログに最適です
今回の記事では
Insta360 X3
について書いてみました。
ONE RSよりもさらに高画質になり
また大型タッチパネルもものすごく使いやすい。
ネジをくるくる回す手間もないので、個人的にはものすごくストレスフリーに使用することができました。
また、一人称視点の撮影ではレンズを交換する手間もないので、今後はVlogもスムーズにできそうです。
これからもっともっと使いこなし
たくさんいい映像を残していきたいなぁと思っています。
気になる方はぜひ公式サイトもご覧ください!
https://www.insta360.com/sal/x3?insrc=INRZZXA
それでは、今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ちゃお~