ぼんじょるの、しーまんです!
私にはたくさんの夢があります。その中の1つに
猫のいる宿に泊まりたい
という、猫好きの方全員が持っているであろう夢を、私も持っています。
先日、伊豆をツーリングしてきたのですが、どうしても日帰りじゃ難しい(いや、やろうと思えばできるけど疲れるし過酷だし、個人的にそんなツーリングはあまり好きじゃない)ってことで、宿を事前に探していまして。
で、やっばい宿を見つけちゃったんですよ(笑)
それが
IZU Riders inn Boronco

なんとライダーハウス!
これが私にとって初めてのライダーハウス体験になったのですが、これがもう もんのすごく楽しかったのでこのブログでもご紹介させていただきます。
✓ 伊豆でロングツーリングをする予定
✓ 猫のいる宿に泊まりたい
✓ 古民家に興味がある
✓ オフ車乗りの方
こんな方には、参考になるかもしれません。
きっと、いや絶対に一泊じゃ満足できなくなって、ロング滞在しちゃうこと間違いなしですよ!
動画でも見れます
動画でもご紹介しています。動画のほうが雰囲気はつかみやすいかもしれません。
IZU Riders inn Boroncoに決めた

もともと河津あたりで宿を探していたんですが、観光地ということもあり意外とお高い宿が多く点在しています。
ツーリングが目的で寝る場所さえあれば良い、という私のような人にはちょっと贅沢すぎるんですよね。(お高い宿は大好きだけどw)
IZU Riders inn Boroncoとは?
静岡県河津町にあるライダーハウス兼ドミトリー
それが今回ご紹介する
IZU Riders inn Boroncoです。
どこにある?
場所は大体この辺り。
河津の町からだいたい4キロ、河津七滝ループ橋からだいたい2キロの場所に位置する、古民家風のお宿。IZU Riders inn Boroncoです。
IZU Riders inn Boroncoに決めた!
私がこの宿に決めた理由ですが
・安い
・オーナーの好感度
・猫がいる
という3つにトクに心を奪われ、この宿にお世話になることに決めました。
安い
河津周辺の温泉宿は、最低でも1泊1万円。
しかも一人部屋という設定は皆無に等しい。
頼みの綱であるビジネスホテルなんてものは河津にはない。
ということで、なかなか切羽詰まった状態で探していたところ、『ライダーハウス1人1泊3000円~』のサイトを見つけます。
どうせ夕飯は外で食べるだろうし、朝5:30にチェックアウトする予定だったので(結局チェックアウトしたのは11時)、この周辺でこの価格は最高すぎるのではないかしら?
ということで、価格からしてもこの時点で、ほぼこの宿に決まりかな?と。
オーナーの好感度

安い!までは良いけれど、町までだいぶある・・・
近くに飲食店もなさそう・・・
みんな食事とかどうしてるのかな?
というライダーハウス初心者の素朴な疑問が浮き上がり、思い切ってオーナーさんにお電話してみたところ、めちゃくちゃ感じよく色々と教えてくださいまして…。

オーナーさんめっちゃいい人!ここにしたい!
と電話を切った時には、ほぼこの宿に決めていました(笑)
するとですね、あとで1通のショートメールが届いたんです。
お問い合わせいただきありがとうございます。
お食事に関してですが、2組まででしたら共用リビングでソーシャルディスタンスをとりながらお召し上がりいただけます。
どうぞご検討ください。
電話を切ったあとでも、このように連絡をくださる心遣いが本当に嬉しかった(笑)
もう宿はここしかないですね!
猫がいる
IZU Riders inn BoroncoのHPを開くと、心を奪われる写真が現れます。

もうね、これやばいでしょ(笑)
冒頭でも書きましたが、わたしには
猫のいる宿に泊まりたい という夢があります。
このライダーハウスは、そんな私の夢をもかなえてくれるのかも?そう思うと、もういてもたってもいられません(笑)
この猫の写真は、私がこの宿に決めた最終的な決定打となりました。
IZU Riders inn Boroncoに泊まった
このライダーハウスなんですが、居心地が良すぎて何から紹介して良いかわかりません(笑)
なので私が行った時の時系列そのまま、書いていこうと思います。読みにくいこと間違いなしとなりますが、ご了承くださいませ。
・隠れ家感のある入り口
・HONDAという部屋
・最高すぎるリビング
・伊豆の福助(ネコ)
・お台所(たぶん氷点下)
・日本一落ち着かないお便所
・おばあちゃん家のお風呂
それではこの先、こんな感じでIZU Riders inn Boroncoの魅力を、お伝えしていこうと思います。
隠れ家感のある入り口
このお宿、入口がちょこっとわかりにくい(笑)
そこが隠れ家感を醸し出していて、最高でいて最高すぎるんです。
ちなみに入り口はこんな感じ。

この坂を下った先が、バイクの駐車場となっています。
細くて結構急なので、私のようなポンコツライダーは大型バイクではちょっと下れそうもない・・もし大型バイクで行くとするならオーナーに相談しようかな?と、こっそり思っているところです。
今回はカブだったのでラクラク駐車場まで行くことができました!

バイク駐車場には屋根もついているので、急な雨でも安心。
ちなみに、日が落ちるとあたりは真っ暗になるので、宿を探すのが結構大変かもしれません。という私がそれでしたので、最初は明るい時間に行くのが良いかもです(笑)

HONDAという部屋
私が今回寝泊まりさせていただいたお部屋、それがこちら。
部屋の名前はHONDAです(笑)
こーゆー遊び心、めっちゃ大好き!

一応「離れ」になるのかな?
リビングがある場所とは別の場所にあります。
シングルの敷布団の部屋ですが、なんかロッジ感があって可愛いですよね~

テーブルも有線LANもあるので、パソコン作業をしたい方やリモートワークなんてのもできちゃいます!
気になるお値段は、素泊まり4000円です。
ちなみに友人が泊った部屋はこんな感じ。

部屋の名前はYAMAHA(笑)
同じく離れのお部屋で、こちらはダブルベッドになっています。
お値段は1人利用で4000円、2人で利用すると1人3500円になるので、カップルの方や夫婦でツーリングに行くなら、このお部屋がいいかも!
ほかにもリビングのあるお家のほうに、SUZUKI,KAWASAKI というお部屋もあります。
今度は、和室のお部屋にも泊まってみたい。
最高すぎるリビング
基本的にリビングは他のお客さんと共用となります。

もうね、この雰囲気わかります?
絶対に誰もがだらけてしまうこと間違いなしですから(笑)
人をダメにするこたつ
この日の伊豆は超寒かったので、基本的にはこたつにずっと入って過ごしました。

このこたつで飲むお酒と、ナスの漬物は最高でしたね(笑)
ちなみに翌朝もこのこたつで過ごすんですが、5:30にチェックアウトの予定が大幅にだらけまして11:00となりました・・・(笑)
人をダメにするソファー
この宿のリビングには、こんなけしからんものも置いてあります。

人をダメにするソファー
いわゆるビーズクッションです。
今回はほぼこたつで過ごしていたので、このソファーでダメになることはなかったのですが、ダメになってるヤツもおりました(笑)

人をダメにする娯楽
ここは漫画喫茶ですか?

ってくらい漫画がずらぁぁと並んでいます。
しかも、こたつに入っていても手を伸ばせば届く距離にあるのが憎い(笑)

ツーリングで予期せぬ雨に降られても、この宿にさえ泊っていれば、ツーリングのことなんてさっぱり忘れてしまう・・・ほんとけしからんのです!(←ほめてる)
マンガ以外にも、人をダメにするものにあふれかえっているんですよね。


今回はゲームまでする時間がなかったのですが、次回は連泊してもっとだらけたいなぁ~なんて考えてしまってます。
伊豆の福助(ネコ)
この宿には一匹のネコさんが暮らしています。

迷い猫だそうで、オーナーさんが保護したときは首輪もついていたそうです。
ちなみに名前はありません。
迷い猫なので、飼い主さんが現れたときに名前を付けちゃうと情がわいちゃうから・・らしいですが、どう見ても かなり情はわきすぎていらっしゃるようでした(笑)
名前はないと書きましたが、宿泊のお客さんたちが個々に名前を付けているそうで、実際は100近い名前を持っていらっしゃいます(笑)
わたしは最初直感で

ミルクティみたいな色してるから「ミルティ」って呼ぼ♪
なんて言ってましたが、最終的には

福助~♡
と呼んでいたので、「伊豆の福助」と命名させていただきました。
猫の管理は宿泊者に任せられる
オーナーさんが用事などでいなくなると、猫の管理は基本的に宿泊者にゆだねられます。
伊豆の福助ですが、お外とお家を自由自在に行ったり来たりして過ごしているので、「にゃぉん(お外行きたいー)」と言われれば引き戸を開けて、「にゃぁぁぉぉ(帰ったぞぉー)」と言われれば、お家に入れてあげます。
ご飯がなくなればエサを入れてあげますし、お水も交換します。

「にゃぁー(こたつに入りたい)」といわれるのは四六時中(笑)

これを宿泊している者同士、協力して行います。
これがまた、最高に楽しい(笑)
寝るときや外出するときは、リビングのドアを少し開けることがお約束!

これを忘れると、福助が外にもトイレにも行けなくなっちゃうので、絶対に忘れてはいけません。
伊豆の福助のおかげで、宿で過ごした1日が忘れられない素敵な時間となりました。今すぐまた会いに行きたい(笑)
お台所(たぶん氷点下)
現地のものを食べるのが大好きなので、本当だったら河津の街まで行っておいしいものでも食べたいなぁ・・なんて思っていたのですが、GoToキャンペーンも中止になった時期だったので、自炊することにしました。
古民家感があって、めっちゃレトロな広々キッチン。
真ん中のテーブルは、板を外せばビリヤード台にもなります!

調味料もずらっと一式そろってますので、材料さえあれば何でもクッキング可能。

お鍋やフライパン(テフロン死んでた感じがまた良かった)もバッチリあるので、本当に助かりました!
しかしながら古民家の台所って、どうしてあんなに寒いんでしょうか(笑)確かにおばあちゃんの家(わりと古民家)のキッチンもめっちゃくちゃ寒かった。
氷点下、もしくはそれに近い寒さの中作った焼うどんは、最高においしかったです!

コーヒーケトルなんてものもあったので、翌朝ゴリゴリ引いた豆でコーヒーを入れたり。

外に食べに行かなくても、ここなら超楽しくお料理できちゃう!(寒いけどw)
日本一落ち着かないお便所
おトイレがまた本当に田舎のおばぁちゃん家を思い出させるような、レトロな雰囲気。
土壁と古風なタイルが完全に昭和で、昭和の女(わたくし)はだいぶ興奮しました。

ちなみに、祖父母が住んでいた秋田の家々は、まだまだ汲み上げ式トイレ(ぼっとん便所)が多いのですが、伊豆の当たりはどうなのでしょうか?
ちなみにIZU Riders inn Boroncoは、きれいな水洗トイレなので、外国の方も安心です(笑)
ところで、なんで落ち着かないの?という理由ですが・・ぜひ動画をご視聴ください♪
おばあちゃん家のお風呂
このお宿のお風呂なんですが、まさにうちのおばあちゃん家のお風呂そっくりで、懐かしくて懐かしくて・・お風呂に入りながら小さい頃のことを思い出してしまいました。
天井が高くて、超寒いお風呂場。
追い炊き機能のないステンレスの風呂釜。

ステンレスの部分に体が触れると、冷やっとするあの感覚とか、もう懐かしすぎてお風呂入りながらニヤニヤしてしまいましたね。
オーナーさんにそのことを話したら「まさにこの宿でそういった懐かしさとかを感じてくれたらうれしい」と、めっちゃ喜んでくださいました(笑)
近くに立ち寄り温泉も
宿から徒歩5分の所には「禅の湯」という岩盤浴付きの立ち寄り温泉があったり、伊豆の踊子で有名な「福田屋」(日帰り入浴もできる)も宿から徒歩15分の所にあったりと、この辺一帯には多くの立ち寄り温泉が点在しています。

最近はコロナの影響で、どこも立ち寄り入浴を禁止してるとのことですが、本来であれば温泉に入りに行く方が多いそうです。
わたしも予定では温泉に入りに行くことを決めていたのですが、コロナのせいでどこもやってませんでした・・・。
ですが、そのおかげで素敵な宿のお風呂に入ることができたので、今では大満足しています。
まとめ IZU Riders inn Boroncoはリアルおばあちゃん家

今回の記事では、なかなか個人的見解を含んだ感じでIZU Riders inn Boroncoをご紹介させていただきました。
たった1泊しかしていないけれど、次行ったときは「ただいま」って言ってしまいそうな、そんなおばあちゃん家感あふれる素敵なライダーハウスです。
ライダーはキャンセル料無料
オーナーさん曰く、「ライダーさんからは、キャンセル料はもらってない。だってライダーってすぐ予定変わるじゃん」だそうで、そうそうほんとにそう!と思わずうなずいてしまいました(笑)
この日も、私たちのほかにもう一組来る予定だったのですが、急に予定変更で来ないってことになり、急遽貸切で利用させていただくことに。
貸切もいいけど、ほかのライダーさんとワイワイするのも楽しそうなので、貸切嬉しいけどちょっと寂しい複雑な気持ち(笑)
オーナーさんがとにかく良い人
旅人で自身もライダーであるオーナーの池田さんは、めちゃくちゃ楽しくて素敵な方。

日本一周をしたりバイクいじったり、野宿の旅をしたりと旅人でもあるので、いろんなことに詳しく、話を聞いていても面白くてたまらないんです。
「都会に疲れたらいつでも遊びに来て」
という言葉が、東京で生きる私のお守りとなっています。
ちなみにこのライダーハウスもオーナーの手作りです!
本当に素敵なライダーハウスだったので、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
また、宿のHPも素敵なのでぜひぜひご覧くださいませ。
それでは今回はこの辺で終わります。
最後までご覧いただきありがとうございました!ちゃお~